【単体考察】トロピウス、そのやばすぎる強さについて【SVダブル】
今日は、今までネタポケモンの代名詞的扱いだったものの、SVで強化を受けてガチポケの仲間入りをした(予定)トロピウスについてお話しようと思います。
基礎スペック
タイプ くさ/ひこう
特性 ようりょくそ/サンパワー/しゅうかく(夢)
種族値 99-68-83-72-87-51
今までのトロピウス
耐久面は「マリルリやボーマンダよりひとまわり固い」と悪くないステータス。
しかし4倍弱点があるため、氷技を受けるとすぐに死んでしまいます。
氷技はサブウェポンの中でも採用率が高めで、致命的です。
特性のようりょくそ/サンパワー/しゅうかくはどれも強力!
・・・なんですが
- ようりょくそ:Sが2倍になったところで元のACSが低すぎてアタッカーとして微妙。ドレディアやワタッコでおk
- サンパワー:Cが1.5倍になったところで元のACSが低すぎてアタッカーとして微妙。
- しゅうかく:きのみ再利用は強いが、「4倍弱点があるため、氷技を受けるとすぐに死」ぬせいで耐久するのは微妙。オーロットやナッシーでおk
となりがちです。
アタッカーとして使うには数値低すぎ。耐久型寄りの構成で使うにはタイプが弱すぎ。
そして
俺はトロピウスで狩ってる。地震で確定二発だし、コメパンも耐える。↑意地っ張りA252地震でもH252グロス確3、珠でようやく乱数2。↑トロピを舐め過ぎ。グロスくらいなら普通に返り討ちに出来るよ。冷P持ってても交代を深読みして撃って来ない事も多いしその隙に地震ぶち込めば勝てる。
— 考察WikiBOT (@KousatsuWIKI) November 17, 2022
上記のコピペのせいで、完全にネタポケモンとしての立場を確立してしまった。
・・・というのが今までのトロピウス評価だと思います。
SVで超強化
育成例
トロピウス@オボン テラスタイプ水
特性しゅうかく(ターン終了時、自分が最後に使用した『きのみ』が50%の確率で元に戻る。天気が『にほんばれ』の時は100%の確率で元に戻る。)
206(252)-65(↓)-143(212↑)-92-113(44)-71
B:11n
C:無振りマスカーニャにエアスラッシュが5.5割~
HB:特化ウインディのフレアドライブ耐え(目安)
HD:特化ニンフィアのフェアリースキンテラバースト2耐え(目安)
S:無振りドドゲザン+1
やどりぎのタネをばらまきながらワイドガードを連打して味方を保護する、鬱陶しいポケモンです。
かといって単体技集中で倒そうにも、そもそも弱点をつきにくいタイプだから倒しにくすぎ。テラスタルで無理やり耐えることも可能です。
特性しゅうかくでオボンのみを1度回収すれば25%+25%で50%回復。つまり7世代混乱実と同等のアドが稼げます。50%発動の不安定さはあるとはいえ、ライン超えてる。
下手に殴るとオボン+しゅうかくコンボの手助けをしてしまいますが、放置しているとやどりぎのタネで単体で詰めてきます。
その姿
まさに
令和のテッカグヤ
トロピウスを採用した構築例
勝率9割のトロピウス寿司です🍌🍣
— ptrst (@ptrst102) January 10, 2023
トロピはサイクルの要なので毎試合選出します。テラスタルの切り先もトロピが7割。試合は大体トロピ仁王立ちEND。間違いなくトロピがエース。
みんなも対戦相手に「↑aIIトロピを舐め過ぎ」を突きつけてみないか?!#ポケモンSV #ダブルバトル pic.twitter.com/pO4aj2tZQF
トロピウスと縦の相性補完が良いアタッカーとしてサーフゴー。
トロピウスのひこうタイプを生かせるアタッカーとしてガブリアス。
トロピウスの遅延性能と毒のスリップダメージがマッチするので、どくげしょうキラフロル。
遂行速度の遅いトロピウスは積みポケモンに弱いので、てんねんヘイラッシャ。
ヘイラッシャを入れるのでシャリタツ(パーティ全体のイルカマン耐性が結構ガバいのでよびみず)。
基本選出は
先発:ヘイラッシャorシャリタツ+キラフロルorサーフゴー
後発:トロピウス(確定)+サーフゴーorガブリアス
選出基準は
こご風が機能しそうなときはシャリタツ。てんねんが必要だったり、対トリパのときはヘイラッシャ。
襷の行動保証が活きそうならキラフロル。耐性が活きそうならサーフゴー。相手が中速寄りでS102が活きそうならガブリアス。
です。
プレイの方針としては
サーフゴーの眼鏡ゴールドラッシュやキラフロルの受けにくい打点、ヘイラッシャのじわれ等で盤面を荒らして交代先を減らす(=やどりぎの解除をしにくくする)
→いい感じのタイミングでトロピ受け出し、やどりぎやワイガで嫌がらせ
→最終的にやどりぎを相手2体に撒いたトロピ+アタッカーの盤面を作り、トロピ仁王立ちエンド
が理想形です。
一見トリッキーな構築ですが、
採用されているポケモンのキャラパワーが高く、選出パターンも少ないためミスも起こりにくい。
その上で多少のプレイミスは無数の事故らせ要素(じわれ、だくりゅう、いわなだれ、ヘドロばくだん、しゅうかく)で誤魔化せますので、
ダブルバトル初心者にもおすすめです。
配信で回して勝率90%!
レンタルパーティを借りたプレイヤーからのランクマ2桁報告もあり、かなり強いと思います。