メロメロドラパルトについて補足

前回のメロメロドラパルトの記事を読んだ皆様から、頭おかしい人だと思われてるっぽいので一応ブログに載せておきます。

2行で

・「メロメロ」は弱いです。その弱さは「対策が容易を通り越して、対策に割くリソースが0に等しいこと」に起因します。
・「メロメロ」対策をしていない場合は貴方のプレイスキルに依らず一定の確率で負けるので、ちょっとでも勝率を高めることができることはやりましょう。

くわしく

「メロメロ」は弱いです。その弱さは「対策が容易を通り越して、対策に割くリソースがほぼ0に等しいこと」に起因します。

「性別が異なる相手にしか効かない」という最大にして致命的な欠陥を無視すれば、「メロメロ」という技は「みがわり貫通」「ラム貫通」「永久に続く(みがわりと組み合わせられると「いばる」+「みがわり」以上に抜け出せない)」「行動不能率が高め」「ダイマックスにも効く」とわりと脅威的です。

ただ、ケアは簡単で「構築のオス・メス比を偏らせない」だけでいいわけです(記事ではメロメロドラパ対策はエースバーンをメスにすること！と記述しましたが、エースバーンがオスでも、後発のメスのポケモンと組み合わせているならば、最低限「メロメロ」の一貫が切れており、対策になっていると思います。この方法ならオス「メロメロ」ドラパルトや「メロメロ」オーロンゲにも対抗できます)。
また、構築を組むにあたり「メロメロ」対策に割くリソースがほぼ0に等しいことに注目してください。
たとえば「あくび」対策で「ラムのみ」を持たせたポケモンを構築に採用する場合、ほかに持たせたい持ち物が持てなくなりますが、ポケモンの性別を偏らせない、というだけのことでは基本的に何も困らないですよね(自分が「メロメロ」「とうそうしん」を使う場合を除く)

つまり「メロメロ」は、相手に使われるぶんには間違いなく脅威的ですが、無料で対策できるため、採用する余地のないクソ技です。こんな技を使うな。

「メロメロ」対策をしていない場合は貴方のプレイスキルに依らず一定の確率で負けるので、ちょっとでも勝率を高めることができることはやりましょう。

ただ、世の中には我々と異なる感性でゲームをプレイしている層というものが存在しています。

・「メロメロ」という技が撃ちたいだけ
・運ゲーがしたい
・自分の実力よりも性別比という統計の力に頼りたい
・いわゆる確率ひっかけ戦法の一つとして、「メロメロ」に実用性があると感じている

というプレイヤーは少数ながら確かに存在しているようで、
僕がメロメロドラパルトを育成する前にツイート検索した時も「メロメロでんじはおどろかすミミッキュでエースバーン対策してます」「メロメロボディチラチーノでエースバーン対策してます」といったプレイヤーが散見されました。頭大丈夫か？
また僕のメロメロドラパルトの記事にも少数ながら「実用性がある」「育てます」といった反応があるようでした。頭大丈夫か？

読者の皆様は、こういった頭が大丈夫でないプレイヤーに対してはプレイスキルでは大きく上回っているものと存じますが、
とはいえもし貴方がオスで統一されたパーティ、メスで統一されたパーティを使っていて、驚異的なメロメロ運の悪さを発揮したら、負ける可能性は0ではないはずです。
もし性別がバラけていたら、負ける可能性は少しは減るとは思いませんか？しかも性別をバラけさせたとして、何もデメリットはないはずです。
つまり、性別をバラけさせることで、ごく限られたシチュエーション限定とはいえ、裏目一切なく確実に構築のパワーが上昇するのです。

というわけで、勝率を少しでも高めたいと考えているならば、「メロメロ」対策を意識しましょう。以上。