御三家ダブル Part1
今回の最大の特徴はレシオ制。
これによって、必ず2~4体はスペックの低い未進化ポケモン、1進化ポケモンを選出する必要がある。
進化前のポケモンは、全体的にステータスが低いが、特に「素早さが低い」ことには注意しなければならない。
御三家ルールはタイプの偏りから非常に攻撃が一貫しやすく、とにかく上から敵を叩くことが大切である。
逆に言えば、Sが低いということは、それだけで弱さ。
ポイント配分をどのように行うかが、今ルールのキーポイントになるであろう。
ポイント配分のパターンは
①4000
②2200
③2110
④1111
の4通り。
①は、できることが非常に限られる未進化ポケモンを3体も選出するため、構築に無理が出やすく、上級者向けと言えるだろう。
逆に④は、スペックの高い2進化ポケモン・メガシンカポケモンを使えないため、これはこれでよわそう。というか相手のパーティの2進化枠に上から殴られ続けるだけでつらい。
よって、②③のどちらかをおすすめしたい。
パーティ6体のポイント配分をどのように行うかにも注意が要る。
例えば、2110の選出を基本とするパーティでは、
パーティ6体を211100とすると2を
221100とすると1が
221110とすると0が選出確定となり、読まれやすくなる。
サンプルパーティ
ポケモン名 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|---|
マフォクシー | サイコキネシス | めいそう | みがわり | まもる | もうか | たべのこし |
エンペルト | はがねのつばさ | アクアジェット | つるぎのまい | まもる | まけんき | ハガネZ |
アリゲイツ | アクアジェット | いわなだれ | りゅうのまい | まもる | ちからずく | しんかのきせき |
ゲコガシラ | ダストシュート | がんせきふうじ | いわなだれ | つばめがえし | へんげんじざい | こだわりスカーフ |
ニャヒート | かえんほうしゃ | ねこだまし | ほえる | まもる | もうか | ラムのみ |
キモリ | がむしゃら | でんこうせっか | くさぶえ | みきり | かるわざ | きあいのタスキ |
2110構築のサンプル。対ジュナイパー以外にはがむしゃらだけで仕事ができるという、圧倒的汎用性を誇るキモリを選出固定としている。
マフォクシーは全ての未進化・1進化ポケモンより素早いため、みがわりを張ることで有利を取りやすい。やけのはらのスリップダメージを受けないこともみがまもと相性がいい
もう一体の2進化枠には、マフォクシーの苦手ないわなだれ、がんせきふうじ、水技に強めなエンペルトをチョイス。こごえるかぜ、湿原誓いなどのS操作対策を考え、アクアジェットで展開できるまけんき型。
取り巻きはできる限りS高めにまとめた。
次回の記事は未進化ポケモンの性能まとめを予定しています。